第11回講演会
開催レポート

会場風景

5月20日、倉敷市民会館において第11回講演会を開催、202名のご参加をいただきました。ブロンズサポーター(講演会参加3回で認定)はあらたに18名誕生し185名となり、ゴールドサポーター(講演会通算6回参加、サポーターズミーティング2回参加で認定)はあらたに10名誕生し67名となりました。

当日はポスター企画でグランプリと優秀賞5作品、サポーター賞に選ばれた計7作品を掲示し、公式ポスターとして掲示が決まった3作品も紹介しました。皆さん目をとめてくださり、ご友人と「私が投票したポスターがグランプリになった」と嬉しそうに話されている方もおられました。

倉敷市 保健福祉局参与 健康福祉部長 吉田 昌司先生今回の講演は「口から食べる」をテーマにした2題。藤田病院 副院長 渡邉剛正先生から「食べられなくなったその日あなたならどうする?」、早瀬歯科医院 副院長 早瀬智子先生から「口から食べて元気に」と題してご講演いただきました。

渡邉先生の講演では「また口から食べられるように多職種・家族・ご近所含め皆で支える」ことの大切さを会場に伝えられました。胃ろうを造設してそのままにされ寝たきりに…ということが悪いイメージを生んでいますが、胃ろうはあくまでも栄養摂取の手段のひとつであること、併行して①治療②摂食訓練・リハビリテーション③栄養補助療法の実施が大切であること、後戻り可能(チューブを抜くこと)なので栄養状況が悪化する前に早く造設して①~③の取り組みに進めることが「また口から食べられるようになる」ために有効であることなどお話しされました。また、先にあげた3つの取り組みの結果「どうしても口から食べられなかった場合」=終末期のことにも触れられ、「見守り」「寄り添い」「手をにぎる」ことが患者さんにとって大切、と体験をもとに伝えられました。
胃ろうを造設した90代の患者さんが口から食べられるようになったこと、肺炎で入院した際には胃ろうがあったことで助かったことなども紹介され、会場のサポーターの皆様には熱心に聞き入られていました。

倉敷中央病院 地域医療連携室 宮脇 理美 先生早瀬先生の講演では、高齢者の歯・口の特徴や加齢に伴う口の機能の低下、口から食べることのメリット(免疫力を保つ、脳の賦活化、口の働き維持、食べる楽しみ=生きる喜び)、口腔ケアの重要性などをお話しされたほか、口から食べることがいかに患者さんを元気にするかを歯科訪問診療からの事例でご紹介いただきました。事例紹介ではどの患者さんも、最初はとても辛そうな状況で、体重減少や異常を心配したケアマネジャーから早瀬先生へ紹介された方々です。皆さん、口腔ケアや入れ歯のメンテナンスを受けられたことで改善に向かわれていました。体重が5kg増と改善された事例には会場から感嘆の声があがりました。
「あきらめない」「入れ歯は元気なうちに作って慣れておく」「早めの受診と歯科定期検診を」と呼びかけられ、会場からの訪問診療についての相談にも親身になってお答えいただきました。

どちらの先生のお話も、大変前向きな気持ちをいただく内容で、会場からは大きな拍手が送られました。

ブロンズサポーター・ゴールドサポーター認定者と事務局スタッフ

【共催医療機関】

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【後援】

倉敷市    倉敷商工会議所

平成30年度 高梁川流域連携中枢都市圏事業

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