第21回講演会
開催レポート

会場風景


11月27日、倉敷市民会館において第21回講演会を開催、168名のご参加をいただきました。ブロンズサポーター(講演会参加3回で認定)は318名ゴールドサポーター(講演会通算6回参加、サポーターズミーティング2回参加で認定)は115名プラチナサポーター(講演会通算6回参加、サポーターズミーティング通算4回参加、わが友ポイント30ポイント獲得で認定)は4となりました。

今回は「高齢者の歯科診療 ~訪問歯科診療を交えて~」「高齢者の食事支援~予防から介護まで~」の2本立て。児島中央病院 歯科・歯科口腔外科 田畑光康先生は、日本の死因第3位の肺炎において誤嚥性肺炎が70%を占め、これに嚥下機能の低下や口腔内の汚れが関係していると説明。人間は一日 300~500回程度ツバを飲み込んでおり、ツバとともに汚れが肺に入るため、絶飲食で誤嚥を完全に予防することはできず、口腔ケアが重要と強調されました。さらに、ただ口腔内の汚れを取るだけでは細菌数減少には不十分で、ケアのステップ(「加湿」「清掃」「拭き取り」「保水」)が大事であることや、口腔内の状態に応じたケア用品を選び、適切なケアを行うことを呼びかけられました。

つばさクリニック 管理栄養士 梅木麻由美先生は、フレイル・サルコペニア予防を視野に、食事のギアチェンジが必要と説明。若いころは肥満予防などで低カロリーを意識していた方も、高齢になると適切なエネルギー(高たんぱく質、必要なビタミン類) 摂取が必要と述べられ、「人生最期のときに『何を』『誰と』食べたいか、食のACPもぜひ考えて。管理栄養士も医療・介護連携のネットワークにつながっているので、食の困りごとは早めにご相談を」とお話を締めくくられました。

参加者からは「母(91才)の食事等の参考になるかなと思い参加しました。私も65才となり自分自身の課題にも重なりよかったと思います」「医療の現場以外の地域でこんなにもたくさんの人が健康について知ろう学ぼうとしている人がいることに驚きました。嚥下の問題で経口摂取をあきらめないといけない、形態変更しないといけない人と接することが多いので、その中で自分がどんなケアや他職種と連携できるかを考えていきたいと思いました」などのコメントが寄せられました。

また、今回、中桐裕子さん、藤井光雄さんのお二人が新たにプラチナサポーターに認定されました。

中桐さんは第4回から、藤井さんは第6回から参加されています。「第11回講演会の『口から食べて元気に』というお話を聴いて、これを広めていこうと決意したことがプラチナを目指すきっかけになりました。認定いただきありがとうございます(中桐さん)」「町内会長を務めており、『健康体操元気会』を開催するなど、元気で笑顔いっぱいの町づくりに取り組んでいます。今後もがんばります(藤井さん)」と想いを述べられました。


ブロンズサポーター認定者、ゴールドサポーター認定者記念撮影


サポーターの「声」

アンケートよりサポーターの活動やご意見をお伝えします。

実践していること(講演会6回以上の参加者)

  • かかりつけ歯科医と毎月歯の点検、早めの治療に心掛け親しく対話をもっています。
  • ウオーキング友達や知人から相談を受けた時資料を提示し説明しています。
  • 自分の日常の行動、体調等について、1~2か月毎にまとめ、メモして見て貰い質疑応答しています。

実践してよかったこと(講演会6回以上の参加者)

  • かかりつけ医をもつことで、症状悪化時、スムーズに治療・紹介をしてもらえた
  • 町内の人たちに話をして人間関係が良くなりました。

 



事務局スタッフの「声」

「わが街健康プロジェクト。」には共催医療機関として2013年の第一回から関わらせていただいておりますが、私自身は約1年となります。毎回、ご自身の健康や地域医療に関心をお持ちの方々がご参加されています。今回は食をテーマに歯科の先生と管理栄養士からの講演でした。お口の健康は全身に影響すること、食の愉しみを維持することは、生活のQOL維持には欠かせないことだと痛感しました。また、今回はプラチナサポーターの方も2名誕生され、共に継続する大切さとその喜びを感じました。皆さまと一緒に住みよい地域づくりにつながるこの活動を続けていきたいと思っています。

倉敷平成病院


「この度、初めてわが街健康プロジェクトへ参加させて頂きました。私たちは理学療法士と音楽療法士が協働でリハビリ体操を担当しました。初めは緊張していましたが皆様が体操を楽しんでくださっている姿はとても印象的で、いつの間にか一緒に楽しむことができ有意義な時間を過ごせました。今回の体操がご自宅でも続けられるようなきっかけとなれば幸いです。さらに、これだけ多くの方が健康に対し前向きな気持があることが分かり、とても刺激的でした。今後も地域の方と医療機関との繋がりが続くよう期待しております。

倉敷スイートホスピタル(健やかブース)


【共催医療機関】

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【後援】

倉敷市    倉敷商工会議所

2020年度 高梁川流域連携中枢都市圏事業

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