第3回講演会 開催レポート

REPORT

わが街健康サポーター」ブロンズクラス、74名誕生!

「わが街健康プロジェクト。」は2013年11月にスタートし、現在は14病院が共催で運営しています。2014年5月22日に第3回を開催、222名の方が参加されました。

講演では、「認知症の理解と予防」と題して倉敷平成病院 認知症疾患医療センター センター長 涌谷 陽介 先生が、「地域包括ケアってなに?-住みなれた地域で暮らし続けるために-」と題して医療法人和香会 倉敷スイートタウン 理事長 江澤 和彦先生がそれぞれお話しされました。医療法人和香会 倉敷スイートタウン 理事長 江澤 和彦先生認知症は第1回、第2回のアンケートでも関心が高く、今回の講演テーマに選びました。

湧谷先生は、認知機能についての紹介や、認知症の症状のあらわれ方や記憶の成り立ちの変化、認知症の診断などについてお話しされました。画像を「これはなんでしょう」と提示し、直感で別のものに見えてしまう感覚を会場全体で共有するなど、わかりやすい解説に皆さん聞き入っていました。

江澤先生は、地域包括ケア(高齢者の皆さまの尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で生活を継続することができるような包括的な支援・サービス提供体制)についてお話しされました。在宅医療の充実にむけた動きを紹介するとともに、自身が健康を維持していくことの大切さについてもふれられました。

3回の講演会参加で「学び」のステップを経て、「わが街健康サポーター」ブロンズクラスの方が74名誕生しました! 記念品として、サポーターお一人おひとりに、プロジェクトのロゴ入りのオリジナル保険証ケースを贈呈しました。 これを目印に受付などでコミュニケーションの輪が広がり、共催病院とサポーターの皆さんとの「わ(輪・和)」が広がっていくことを願っています。