第16回講演会 開催レポート
REPORT
いよいよプラチナサポーターが誕生します!
わがプロは11月に5年目を迎えますが、今回の第16回講演会で延べ参加者数が3千人を突破しました。また、現在ゴールドサポーターまでが誕生していますが、次回第17回講演会で、最高ランクのプラチナサポーターが誕生する予定です。第16回の講演会では、プラチナサポーターに贈呈する楯を初披露しました。
2017年8月29日、倉敷市民会館において第16回講演会を開催、225名のご参加をいただきました。ブロンズサポーター(講演会参加3回で認定)は241名、ゴールドサポーター(講演会通算6回参加、サポーターズミーティング2回参加で認定)は90名、となりました。
テーマは「在宅医療」で、つばさクリニック 理事長 中村幸伸先生は、訪問診療と往診の違いを説明され「定期的に訪問診療を受けることで安定した状態を保て、自宅での生活をより良い形で過ごすことができます」と紹介。「在宅医療も選択肢に入れ、自分自身が病院、施設、自宅など最期をどこで過ごしたいのかを考えることが大切です」と呼び掛けられました。
倉敷中央病院 医療福祉相談室長 医療ソーシャルワーカー 曽我比呂子先生は、医療ソーシャルワーカー(MSW)として在宅療養を希望された患者さんの事例を紹介。病院から自宅に帰る場合は、事前に訪問診療の医師や看護師、ケアマネジャーらと当院の医療スタッフで、患者さんと家族の思いや状況を共有する会議を開いて対応方法を検討するなどと述べられました。
サポーターの「声」(アンケートから)
実践していること(講演会6回以上の参加者)
●病気の予防講座を実施している、健康寿命をのばす取り組み。
●医師とコミュニケーションをとる。
●地域の人と医療及び健康について話し合う(月1回)。
●健康日誌を毎日記帳し、かかりつけ医よりアドバイスを受けている。
実践してよかったこと(講演会6回以上の参加者)
●自分の担当医ですが、家族のことで悩んでいることがあり、思い切って相談して適切なアドバイスをいただき有難かった。
●ドクターもスタッフも声をかけてくれるようになった、細かな相談もできるようになった。
新規参加者の声
●情報がとても役に立つ。
●いろいろと知らないことが多ので、知るきっかけになる。
●地域での健康について、老人会合で話題になる。
●今回初めて参加し参考になり勉強になりました。
事務局スタッフの「声」
地域の方々が参加対象である「わが街健康プロジェクト。」では、講演をされる先生方が難しい話題も分かりやすく簡潔に説明してくださるため、私自身が毎回勉強させていただいております。
サポーターの皆さまが熱心に参加をしてくださる姿に、皆さまの医療や健康に対する意識の高さ、学習欲や知識欲の高さを感じ、感服するとともに、負けていられないと励みにもさせていただいております。
今後もスタッフの一員として、サポーターの皆さまが住み慣れた地域で元気に過ごされるためのお手伝いができればと思っております。
倉敷紀念病院
私は血圧測定を担当させていただきました。初めての参加で不安はありましたが、他の施設の方と話をしながら楽しく過ごさせていただきました。血圧測定をする中で、来られる方がみなさん自己管理をしっかりされていることに驚きました。ご自分の血圧をきちんと把握されており、日頃から気をつけて生活されていることが感じられました。病院では看護師と患者という立場になりますが、今回地域の方とふれあい、お話をさせていただくことで、多くのことを学ばせていただきました。病院から退院される患者さんにも、こちらに来られていた方のように、もっと自己管理をできるように指導するべきだと感じました。今後の仕事に生かしていきたいと思います。
倉敷リハビリテーション病院(健やかブース)